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2017-03-21 13:26:12
最近のマンションはタイルが張られていることが多いです。自分の住んでいるマンションの外壁を眺めた時に、タイルがはがれそうになっているのを発見したらどうすべきか。今回は「タイルの剥がれ」問題について紹介します。



■放っておくのは危険
剥がれというのは見た目に非常に良くない印象を与えるのですが、見た目に悪いだけなら…と放っておくと、さらに剥がれの箇所は広がってきます。やっかいなことに、外壁塗装の剥がれは放っておくとどんどん広がってきて、さらには下の層の塗装も剥がれてくるので注意が必要です。
これは、剥がれが他のところも剥がす力があるということでもあるので、剥がれを一カ所見つけた場合は、他の箇所も剥がれが無いかを確認しておきましょう。

■施工ミスの場合も・・・
家の外壁は降り注ぐ紫外線や雨や風などに毎日さらされており、日々少しずつ劣化をしていきます。剥がれてしまった外壁を見たら、「この外壁は古くて、色がとれており、劣化が激しい」と考えてしまうかもしれませんが、実は、剥がれという劣化現象は、塗装の寿命が来ているわけではなく、施工不良の場合もあります。もちろん、業者の施工がしっかりとしていているのに剥がれてしまう「原因不明の剥がれ」というのも存在するので一概に決めることはできませんが、施工不良というケースもあると覚えておくと良いでしょう。
剥がれというのは塗料と家の外壁がしっかりと密着しておらず、取れてしまった状態を指し、この「しっかりと密着しなかった」というのは、業者が塗装前の下地処理、下塗り塗料の選択ミスなど、何らかのやるべき事をしっかりと行っていなかった可能性もあるのです。

■早めに手を打つ
外壁がきれいな段階で塗装を行えば、工事費用は安くなり、ぼろぼろの古い外壁に塗装を行う場合は下地処理等に人件費、作業費がかかるので工事費用は高くなります。下地の施工不良で剥がれが起こってしまっている外壁はぼろぼろな外壁と同様、手間をかけてすべての施工不良の外壁を剥がし落とす必要があり、そのために多くの手間と作業を必要とします。
次の工事費用まで高くなってしまうというのは防ぐべき事態なので、業者選びは慎重に行いましょう。すでに剥がれが起きてしまっている場合はできるだけ早めに対処することが望ましいでしょう。
とはいえ、マンションの場合は、個人的に工事をするわけではなく、修繕積立費などから行うことになるでしょうから、よりよい業者を探す、早めに手を打つなど他の住人と力を合わせて進めて行けるよう、日頃からコミュニケーションをとっておくことも大事です。

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