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2017-05-27 12:03:38
子供部屋のレイアウトは、年齢や教育方針などで異なりますが、どのような空間を設けるとしても、部屋の中での動線や使い勝手に配慮し、必要なアイテムや建材を検討することが大切です。子育て期間の暮らしだけでなく、子供が巣立った後、将来の使用方法も考慮しましょう。



■早めに計画を立てる
新築やリフォームの場合、どんな子供部屋をプランニングするにしても、まず、早めに検討しなければならないのは電気配線計画。照明やコンセントだけでなく、冷暖房機器などにも配慮が必要でしょう。
部屋に置く予定の机やベッドなどのレイアウトを考え、それぞれの近くに必要な照明やコンセント、スイッチの設置位置を決めていくこと。パソコンを使用するのであればLAN配線なども考えておく必要があるでしょう。将来、分割することを予定しているのであれば、予定するプランに合わせてあらかじめコンセントの設置をしておくことが大切です。


■仕切り方も様々
兄弟姉妹が幼いうちはひとつの空間として設け、将来的に分割するというプランも多くみられます。リフォーム工事として、間仕切壁を造作し完全な個室としてもいいですし、可動間仕切り扉を設けておくという方法も考えられるでしょう。幼い頃は開け放して利用し、成長してきたら使い方によって閉めるなど、フレキシブルに空間を活用することが可能です。
建材商品としては、引き戸や折れ戸などの仕切り扉やパーティションなどのバリエーションも揃っています。閉鎖的なタイプだけでなく、半透明の樹脂を用いたり、格子を取り入れたデザインなど、空間を緩やかに仕切るタイプも。選ぶ際には、指はさみを防ぐ工夫など、安全性を確認することも大切でしょう。
また、室内建具だけでなく、間仕切りと収納を兼ねた可動間仕切り収納もみられます。移動可能な収納なので、壁に並べ壁面収納として使用したり、間仕切り収納としたり、用途にあわせて組み合わせることが可能です。


■収納はきちんと
子供は成長とともに、モノが増えていくもの。ゆとりのある収納スペースを確保しておくことが大切です。子供室の収納プランには、壁面に設けたクローゼットが多くみられますが、年齢に合わせ、衣類を収納しやすいように、バーやラックなど、上手に組み合わせることが大切でしょう。
クローゼットを検討する際に注意したいのは、扉の開閉のしやすさ。机やベッドにぶつからないような配慮を。折れ戸や引き戸など、開閉スペースをとらないようなタイプが向いています。

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