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2015-04-14 18:11:08
どっちが正解?『風水を取り入れるvs取り入れない』
毎日を気持ち良く暮らせる工夫こそが大切
■風水ってあたるの? よく耳にする風水や家相を気にしたことはありますか。噂などで風水を気にしたらお金の流れが良くなったとか、家族の怪我が多いのは風水が良くなかったからだなどと聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。そんな話を聞いたらやはり気になりますね。 当たっているのかはずれているのかは、風水の診断を守った時の気持ち次第かもしれません。お守りのようにダルマを買っているのと同じでしょう。皆さんが願うのは多くの場合、家内安全や健康、そしてお金のことなどです。「健康に良い風水」「お金がたまる風水」が手軽に実行できるならやっておきたくなります。そうすることで気持ちも前向きになりますね。大きく家の間取りを気にした時に、大工さんが口にする“鬼門”なんかは何かしら当たっている気がしますが、それは水回りと玄関の位置が不自然だったりします。全てを取り入れるのは難しいので100%風水の通じる家はないかもしれません。 ■暮らしやすいのが一番 購入を考えている物件を迷っている時に風水を気にし始めたら大変です。玄関の位置、水回り、寝室、様々な要因でその通りに間取りを見つけようとしてもなかなか無いからです。生活がしやすいのかどうかを一番に考えると優先順位が風水ではなくて、住みやすさになるでしょう。 家に入ってなんだか使い勝手が悪いとか、みんなが集まるはずのリビングが薄暗くて家族が寄り付かないなんてことになったら悲しいですね。自分の家の間取りが風水の診断だと悪い運気がたまるなんてわかっていたらそれを回避する方法も風水にはあります。 玄関には明るい日が差し込む工夫をする。観葉植物を飾る。鏡を置く。そうすることで家の中の気が上手に回って悪い運気を貯めないでいられます。風水の活用するポイントは、前向きに改善できることからやってみることです。 逆に風水を取り入れなくても、家族みんなが笑顔で楽しく過ごせるリビングがあれば何の問題もありませんね。 ■方角を決めることばかりが風水の知恵ではない! 風水は方角を気にすることだと思われがちですが、そればかりが風水ではなく、住む人が「気持ち良い」と感じる空間を作り上げる方法の一つだとも言えるでしょう。 火や水を使って毎日料理を作る台所は熱も冷えも感じやすいところなので、風通しがよく夏場の西日を上手に避けて食物を長持ちさせる工夫も風水の教えです。お風呂場や洗面所は常に湿気を含んだ空気があるので、換気する窓をつけて日が差し込むようにするなど、人が暮らしていく上で清潔感があって健康的な生活を送るための知恵が風水の知恵でもあります。 風水は言ってみれば先人の生活の知恵の一つなのではないでしょうか。風水を取り入れれば何でも良くなるということではなく、それを「意識」することが大切だということです。仮に風水とは関係なくても明るく清潔な住まいは住んでいて気持ち良いものですから自然と活力も上がるのだと思います。その一つとして風水を取り入れるのもわかりやすくて良いと思います。 取り入れる取り入れないどちらにしても気持ち良く暮らせる工夫をすることで家族の健康や気持ちの安定が維持されるということですね。 ※平成27年4月作成 |